EmEditor プラグイン · 無料 · MIT ライセンス

EmEditor の中で、
Claude に文書を読ませて、直させる。

サイドパネルで Claude Code と会話できるプラグインです。
Claude は開いている文書を自分で読み、頼まれれば Ctrl+Z で戻せる形で直接書き換えます。 API キーは不要。Claude Code にログインしていれば、そのまま動きます。

EmEditor の右側に Claude チャットのパネル。左の契約書で選択した条項の意味を、Claude が見出しと箇条書きで説明している

契約書の条項を選んで「選択範囲の意味をわかりやすく教えて」。Claude がエディタから直接読んで答えます。

できること

「ちょっと違うな」を、会話で直していく。軽いメモや単発の文章を、いつもの EmEditor のまま。

📖

文書を自分で読む

貼り付けは不要。「この文書」「選択範囲」と言えば、Claude がツールでエディタから読み取ります。タブを切り替えても、その時点の文書を見ます。

✏️

直接書き換える(Ctrl+Z で戻せる)

部分的な置換、全体の整理し直し、新しいタブへの出力。Claude Code の Edit と同じく、置換は対象が 1 か所に特定できるときだけ行います。

⚡

ワンタッチのお願い

校正・MECE に整理・要約を新しいタブに・箇条書きに・英訳・ビジネス文に・もっと簡潔に・Web で裏付け。ボタン 1 つで送れます。自分で追加も自由。

🔑

API キー不要

中身は claude -p。Claude Code に一度ログインしていれば、そのアカウントで動きます。未ログインならパネルにログインボタンが出ます。

🎚️

モデルと Effort を切り替え

Opus / Sonnet / Haiku / Fable と、low〜max の Effort を会話の途中でも変更可能。Web 検索・取得もワンクリックでオン。

🧩

見やすい会話表示

表・コード・箇条書きなどの Markdown をきれいに表示。回答ごとに「コピー」「エディタに挿入」ボタン付き。

よく頼むことは、テンプレートに

パネルの下に並ぶボタンを押すだけで、決まったお願いを送れます。入力欄に「です・ます調で」などと書いておけば、補足として一緒に送られます。

✏ 校正🗂 MECE に整理📝 要約を新しいタブに• 箇条書きに 🌐 英訳👔 ビジネス文に✂ もっと簡潔に🔎 Web で裏付け

テンプレートは JSON ファイルで、「+ 編集」を押すと EmEditor で開きます。保存すればすぐ反映。テンプレートごとにモデルや Web 検索の有無も指定できます。

{
  "templates": [
    {
      "name": "校正",
      "icon": "✏",
      "prompt": "選択範囲(選択が無ければ文書全体)の誤字脱字・表記ゆれを直し、文書を直接書き換えてください。",
      "model": "haiku",
      "effort": "low"
    }
  ]
}

普段使っている MCP も、そのまま

Claude Code に登録してある MCP サーバー(~/.claude.json)から、チャットで使うものをチェックで選べます。ブラウザ操作や社内ツールなど、手元の道具を文書作業に持ち込めます。

  • 選んだサーバーだけを渡し、それ以外は読み込まない
  • EmEditor を操作するツールは常に有効
  • 設定(API キーを含みうる)はコマンドラインに載せず、一時ファイルで渡して使い終わったら削除
設定画面。既定のモデルと Effort、Web 検索の有無、使う MCP サーバーのチェックリスト

しくみ

EmEditor の中に小さな MCP サーバーを立て、Claude Code にエディタを「ツール」として差し出しています。

EmEditor
 ├─ Claude チャット(パネル)── 送信 ──▶ claude -p(Claude Code)
 │                                         │ ツール呼び出し
 └─ プラグイン内の MCP サーバー ◀──────────┘ (127.0.0.1・トークン認証)
       └─ 文書を読む / 選択範囲 / タブ一覧 / 置換 / 挿入 / 全体を書き換え / 新しいタブ

EmEditor 標準の AI 機能(API キーで外部サービスにつなぐもの)とは別物です。こちらは Claude Code のログインで動き、EmEditor を Claude のツールとして使わせる方向のプラグインです。

インストール

必要なものEmEditor(64-bit なら x64 版、32-bit なら x86 版の DLL)/ Claude Code(ログイン済み)/ WebView2 Runtime(Windows 11 は標準で入っています)
動作確認した環境Windows 11 / EmEditor 23.0.5(64-bit)/ Claude Code 2.1
  1. Releases から zip をダウンロードし、claude_chat.dll を好きなフォルダに置く(SHA-256 も掲載しています)
  2. EmEditor の「プラグイン > プラグインの設定 > 追加」で DLL を選ぶ
  3. 「プラグイン > Claude チャット」でパネルを開く。Ctrl+Enter で送信、Esc でエディタに戻ります

ソースからビルドすることもできます(Visual Studio 2022)。手順は README を参照してください。

安全性

ファイル操作・コマンド実行はさせない

Claude Code の組み込みツールは無効。使えるのは EmEditor の文書を扱うツールと、オンにした Web 検索・選んだ MCP だけです。

外から操作されない

MCP サーバーは 127.0.0.1 だけで待ち受け、ポートと認証トークンは毎回ランダム。ブラウザからの要求も拒否します。

表示も安全に

回答の表示はスクリプトを一切動かさない設定(CSP)。回答にリンクがあっても、パネルの中では開かずブラウザに渡します。